
伝承
大国主神が少彦名命と協力して葦原中国を整えたとされる、古事記上巻に記される国造り神話。
古事記上巻の大国主神段に、根の国から戻った大国主神が葦原中国の整備を進めようとした際、波の彼方から天之羅摩船に乗り鵝の皮を着た小さな神が現れたと記される。神産巣日神は「これは我が子の少彦名神なり」と告げ、二柱は協働して国造りに着手したと記される。少彦名神が常世国に去った後、海を照らして寄り来た神が「我が幸魂奇魂を御諸山に祀れ」と告げ、大物主神として三輪山に鎮座したと記される。
少彦名神の出現、二柱による国土の整備、薬・温泉・酒造り・農耕の文化制定、少彦名神の常世帰還、御諸山への大物主神の鎮座、という段が古事記に順を追って記される。出雲国風土記にも別系の国造り伝承が記される。
出雲国(島根県)を中心に、三輪山(奈良県桜井市、大神神社)、伊予国道後温泉(愛媛県)などに関連伝承が伝わるとされる。
古事記 上巻 大国主神段。日本書紀 神代下 第八段一書。釈日本紀所引 伊予国風土記逸文の道後温泉条にも少彦名神との協力の記述がある。
古事記 上巻 — 国立国会図書館デジタルコレクション
一次文献太安万侶(撰)
古事記上巻、大国主神段に大国主神と少名毘古那神の国造りを記す
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/772088古事記:新訳 — 国立国会図書館デジタルコレクション
一次文献春秋社
大正14年(1925年)刊行。大国主神・少名毘古那神の国造り段を含む校訂本
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/915423少名毗古那神との国作り — 國學院大學 古典文化学事業
國學院大學
大穴牟遅と少名毗古那の二柱の国作り段の書き下し本文を収録
大国主の国づくり — Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
大国主神と少名毘古那神の協働による葦原中国の国造り。Q11433657
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9B%BD%E4%B8%BB%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%82%8A