赤坂氷川神社の写真

神社

赤坂氷川神社

公開検証済みあかさかひかわじんじゃ

赤坂氷川神社は東京都にある神社。所在地と由緒を手がかりに、東京都の信仰文脈からたどれる。

概要

赤坂氷川神社(あかさかひかわじんじゃ)は、東京都港区赤坂六丁目に鎮座する神社。江戸氷川七社の一に数えられ、徳川吉宗の命で享保十五年(1730 年)に現社地へ遷座した東京都内有数の古社。社格は旧府社。

鎮座地

所在は東京都港区赤坂 6-10-12。台地の縁辺、赤坂・六本木の市街地に囲まれた高台に鎮座し、樹齢四百年を超える御神木の大銀杏(港区天然記念物)が境内を覆う。社地は江戸期の屋敷地割を伝え、本殿・幣殿・拝殿の権現造一連が現存する都内では希少な近世神社建築群。

祀られる神格

主祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)の三柱。『古事記』上巻 八岐大蛇退治段に、素盞嗚尊が出雲の肥河で奇稲田姫を妻とし、その子孫として大己貴命(大国主神)が現れる神統譜が記され、武蔵国氷川神社系の祭祀構成を継承する。

沿革

社伝では天暦五年(951 年)の創建で、武蔵国一宮氷川神社(埼玉県さいたま市)からの勧請と伝える。江戸開府後は赤坂台地の鎮守として町方の崇敬を集め、享保十四年(1729 年)に徳川吉宗が社殿造営を命じ、翌享保十五年(1730 年)に現社地へ遷座した。社殿(本殿・幣殿・拝殿・楼門)はその時の建立で港区指定有形文化財。明治六年(1873 年)に郷社、後に府社に列せられた。

主要祭礼

9 月 15 日に近い土日の例大祭(赤坂氷川祭)は江戸期からの山車・神輿渡御を継承し、港区指定無形民俗文化財。山車人形(重要文化財級の江戸期作)の蔵出しが知られる。

出典

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