
神社
東京都文京区白山に鎮座する旧准勅祭社。菊理姫命・伊弉諾命・伊弉冊命を祀る加賀白山信仰の江戸鎮守。
白山神社(はくさんじんじゃ)は、東京都文京区白山五丁目に鎮座する神社。主祭神は菊理姫命(ククリヒメノミコト)・伊弉諾命・伊弉冊命の三柱で、加賀国白山比咩神社を本社とする白山信仰の江戸における拠点。旧社格は郷社、明治元年(1868 年)十一月に准勅祭社十二社の一に列せられた。地名「白山」の由来となった社で、江戸時代以降は徳川綱吉・館林藩との所縁から武家・庶民の崇敬を集めた。
所在は東京都文京区白山五丁目 31 番 26 号。都営三田線白山駅の北西、文京区北西部の小石川台地上に位置する。社地は旧加賀藩前田家上屋敷の北東に隣接し、明治期以降は東京府郷社として周辺の鎮守を担った。境内には富士塚(白山富士)、文京区登録史跡の関係碑、孫文先生座石などが残る。
主祭神は菊理姫命。『日本書紀』神代上 一書(第十)にて伊邪那岐神・伊邪那美神の黄泉国訣別の場面に登場し、両神の間を取り持つ言葉を発した神格として記される。配祀の伊弉諾命・伊弉冊命と合わせて加賀国白山比咩神社(石川県白川村)の本社祭神を分霊する。縁結び・和合の神徳が伝えられ、江戸期には歯痛平癒の信仰も広まった。
社伝では天暦二年(948 年)加賀国白山比咩神社を勧請して武蔵国豊島郡本郷元町に創建されたと伝えられる。元和年間(1615〜1624 年)に小石川白山御殿の地(現・小石川植物園)に遷座、明暦元年(1655 年)徳川綱吉の館林藩屋敷地造成に伴い現在地(旧巣鴨原町)に再遷座した。明治元年准勅祭社、明治五年郷社に列格。社殿は関東大震災・東京大空襲で焼失したが戦後再建され、現在に至る。
例祭は九月二十一日。毎年六月中旬には文京区観光協会主催「文京あじさいまつり」が境内・白山公園で開催され、約 3,000 株の紫陽花が公開される。文京花の五大まつりの一つとして区の年中行事に位置づけられ、近年は紫陽花の名所として広く知られる。
文京区観光協会 公式サイト
機関資料文京区観光協会
文京区観光協会公式サイト。文京あじさいまつりの会場として白山神社を紹介、文京花の五大まつりに位置づける。
https://www.b-kanko.jp/白山神社 (文京区) - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
白山神社(文京区)の沿革・主祭神・准勅祭社列格・関東大震災以降の再建経緯に関する二次整理。