大國魂神社の写真

神社

大國魂神社

公開検証済みおおくにたまじんじゃ

大國魂神社は東京都にある神社。所在地と由緒を手がかりに、東京都の信仰文脈からたどれる。

概要

大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)は、東京都府中市宮町に鎮座する神社。武蔵国総社で、武蔵国六宮(小野神社・小河神社・氷川神社・秩父神社・金鑽神社・杉山神社)の祭神を合祀する古社。社格は旧官幣小社。

鎮座地

所在は東京都府中市宮町 3-1。府中市街中央、京王線府中駅南西の旧甲州街道沿いに鎮座する。境内は武蔵国府の国衙跡(こくがあと、国指定史跡「武蔵国府跡」)と一体的に重なり、随神門前の馬場大門欅並木(国天然記念物)は源頼義・義家の奉納と伝える。社地全体が古代武蔵国の政治・祭祀の中枢遺構を成す。

祀られる神格

主祭神は大國魂大神(おおくにたまのおおかみ、大己貴命と同神)。配祀に武蔵国六宮の祭神を合祀し、御霊大神(崇徳天皇・後醍醐天皇等)と国内諸社の神霊を祀る武蔵国総社の構成を成す。大己貴命は『古事記』上巻 出雲段に大国主神として国造りを行った神として記され、武蔵国の地霊・国魂と習合した。

沿革

社伝では景行天皇四十一年(『日本書紀』に伝える 111 年)の創建。大化の改新後、武蔵国府が当地に置かれ、国司による国内諸社巡拝の代替として総社化されたと伝える。本殿(東京都指定文化財)は寛文七年(1667 年)の徳川家綱による造営。明治四年(1871 年)に県社、明治十八年(1885 年)に官幣小社に列せられた。

主要祭礼

5 月 5 日の例大祭「くらやみ祭」は深夜に明かりを消して神輿渡御を行う古式祭で、東京都指定無形民俗文化財。約 1700 年の歴史を伝えるとされる。

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