菅原天満宮の写真

神社

菅原天満宮

公開検証済みすがわらてんまんぐう

菅原天満宮は、奈良県奈良市菅原町に鎮座する天満宮。土師氏・菅原氏の祖神祭祀と菅原道真信仰を伝える。

概要

菅原天満宮(すがわらてんまんぐう)は、奈良県奈良市菅原町に鎮座する神社。土師氏(はじし)の本拠地で菅原氏の発祥地と伝える古社で、菅原道真の祖神祭祀と天満信仰の系譜を継承する。

鎮座地

所在は奈良県奈良市菅原町 518。奈良市西部、奈良盆地北西部の菅原地区に鎮座する。社地は古代菅原邑(すがわらのむら)の中心と伝え、近隣には喜光寺(菅原寺、奈良市菅原町)・尼ヶ辻など菅原氏ゆかりの古代史跡が集中する。古代土師氏・菅原氏の本拠地を継承する祭祀景観の中核を成す。

祀られる神格

主祭神は天穂日命(あめのほひのみこと)・野見宿禰命(のみのすくねのみこと)・菅原道真公(845-903)。土師氏は『古事記』上巻に天照大御神と素戔嗚尊の誓約段で生まれた天穂日命を祖神とし、垂仁天皇朝に殉死禁止のため埴輪を考案したと伝える野見宿禰を中興の祖とする。土師氏は延暦元年(782 年)に菅原氏に改姓し、その後裔から道真が出た。本社は道真の三世代直系の祖神祭祀を継承する。

沿革

創建年代は不詳。土師氏の本拠地祭祀に発し、平安期に菅原氏発祥の地として崇敬を集めた。延喜三年(903 年)の道真薨去後、天満信仰の隆盛とともに祖神祭祀と道真祭祀が一体化して継承された。中世以降は奈良の在地天満宮として継承され、近世は奈良奉行所管下の地域鎮守として親しまれた。明治期に村社の格を経て継承され、戦後は神社本庁登録社として継承される。

主要祭礼

2 月の例祭、菅公生誕祭が中心。菅原氏祖神祭祀と天満信仰の双方の年中行事を継承する。

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