
神社
福岡市博多区に鎮座する筑前国一宮。底筒男命・中筒男命・表筒男命の住吉三神を祀る延喜式名神大社。
住吉神社(すみよしじんじゃ)は、福岡県福岡市博多区住吉三丁目に鎮座する筑前国一宮。通称「筑前住吉」「日本第一住吉宮」と呼ばれ、大阪の住吉大社・山口の長門住吉神社と並ぶ三大住吉の一。主祭神は住吉三神(底筒男命・中筒男命・表筒男命)で、配祀に天照皇大神・神功皇后を祀る。延喜式神名帳に「筑前国那珂郡 住吉神社 名神大三座」と登載される名神大社で、旧社格は官幣小社、現在は別表神社。
所在は福岡県福岡市博多区住吉三丁目 1 番 51 号。博多湾に注ぐ那珂川の左岸、博多旧市街の南端に位置する。古代には博多湾岸の入江に面した湊の鎮守として機能し、現在も博多総鎮守として地域の崇敬を受ける。境内には能楽殿(昭和十三年建立)、唐門、本殿(国指定重要文化財・元和九年 1623 年 黒田長政造営)が並ぶ。
主祭神は住吉三神(底筒男命・中筒男命・表筒男命)。『古事記』上巻 黄泉国訪問段、『日本書紀』神代上に伊邪那岐神が筑紫日向の橘小門の阿波岐原で禊祓を行った際に化生した神格として記される。海上交通・航海守護の神として古来崇敬され、特に筑紫の地は記紀神話で住吉神の本源地とされる。配祀の神功皇后は三韓征伐に際して住吉神の神託を受けたと『日本書紀』神功皇后摂政紀に記される。
社伝では神功皇后の三韓出兵帰還の際の創祀と伝えられ、住吉三神の本宮と位置づけられる。『日本三代実録』貞観元年(859 年)に従五位上の神階授与の記事、延喜式神名帳(927 年)に名神大社三座として登載。中世には筑前守護大友氏・少弐氏の崇敬を受け、近世は福岡藩黒田氏の修造が続いた。本殿は元和九年(1623 年)黒田長政の造営で「住吉造」の古式を伝え、国の重要文化財。明治十八年官幣小社列格、戦後別表神社。
例祭は十月十二〜十四日の相撲会大祭(神事相撲)。十月十三日が中心で、流鏑馬・神幸式とともに千五百年来の伝統を伝える神事相撲が古宮にて奉納される。七月の名越大祭(夏越大祓)、正月の元旦祭・古式行事も博多総鎮守の年中行事として知られる。
筑前國一之宮 住吉神社 公式サイト
機関資料住吉神社
筑前国一宮 住吉神社(福岡市博多区)の御祭神・由緒・例祭・本殿(国指定重要文化財)・年中行事に関する公式情報。
https://www.nihondaiichisumiyoshigu.jp/住吉神社 (福岡市) - Wikipedia 日本語版
Wikipedia contributors
筑前住吉神社の延喜式名神大社三座比定・住吉三神本源地伝承・黒田家造営本殿に関する二次整理。