
神社
宮崎県日南市の海食洞に鎮座する神社。鵜葺草葺不合命を主祭神として祀る。
鵜戸神宮(うどじんぐう)は、宮崎県日南市宮浦に鎮座する神社。日向灘に面した海蝕洞窟内に本殿が建つ古社で、主祭神は鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)。神武天皇の父神を祀ることから皇祖発祥の地として崇敬され、社格は旧官幣大社。
所在は宮崎県日南市宮浦 3232。日南海岸国定公園の岬の中腹、東面する海蝕洞窟(奥行約 38m、間口約 19m)に本殿が鎮まる珍しい社殿構成をとる。境内の岩壁下、玉砕けの祈願石「運玉(うんだま)」を投じる亀石は『日向国風土記』逸文に見える「鵜戸の窟」の伝承地に比定される。
主祭神は鸕鶿草葺不合尊。配祀に大日孁貴(おおひるめのむち、天照大御神)、天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)、彦火瓊瓊杵尊(ひこほのににぎのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、神日本磐余彦尊(神武天皇)を祀る日向皇統六柱の社。『古事記』上巻 海宮訪問段では、彦火火出見尊と豊玉毘売命(とよたまびめのみこと)の御子として、産屋の屋根を鵜の羽で葺き終わらぬうちに生まれた神格として記される。
社伝では崇神天皇の御代に創建と伝える。延暦元年(782 年)に光喜坊快久が桓武天皇の勅命で再興し、両部神道の修験道場として中世に栄えた。明治の神仏分離で神社に復し、明治七年(1874 年)に国幣小社、大正四年(1915 年)に官幣大社に列せられた。本殿(昭和四十二年・1967 年再建)と楼門は朱塗りの権現造で、岩窟に納まる希少な構造として知られる。
2 月 1 日のシャンシャン馬道中(神事)、旧暦 2 月初午日の例祭、7 月 21 日の御船祭が継承される。例祭は『日向国風土記』逸文の鵜戸縁起にちなみ、産屋の鵜羽伝承を再現する古式祭。
鵜戸神宮 公式サイト
機関資料鵜戸神宮
鵜戸神宮公式サイトの御祭神・由緒情報。
https://www.udojingu.com/鵜戸神宮 - Wikipedia 日本語版
二次資料Wikipedia contributors
鵜戸神宮の所在地・由緒に関する二次整理。